こだわり
こだわり
石鎚養蜂(イシヅチヨウホウ)では、甘さを高く保つために、早朝や午前中の採蜜にこだわっています。
ミツバチは単に花の蜜を集めるだけではありません。
体内の酵素でその蜜を加工、巣箱の中で羽ばたき、風を起こして水分を飛ばし、糖度を高めるのです。夜の間はしっかり熟成。
そのため、前日までの濃厚な蜜がたまり、新しく吸われた蜜が混じる前の巣からはちみつを取るので、朝早くからの作業が重要になります。
風光明媚。清らかな水が流れる愛媛県の西条は、温暖で自然豊です。
のどかな土地でせっせと逞しく生きるミツバチの恩恵を、おすそ分けいたします。
はちみつの糖度は0.1度違うだけで、違う味になってしまいます。
そのため、早い段階での採蜜と、豊な自然環境を整えることが大切です。
当養蜂場では80度を目指し、甘さを一定に保つように工夫を。
天敵であるミツバチヘギイタダニから守るために、自然由来のシュウ酸を使用し、周辺の農家が農薬散布をする際は巣箱を移動させます。
甘さを追及するために、早い時間に採密をして、糖度80を追及。
甘くて安全なので、お子様でもお召し上がれます!
ミツバチはとても繊細な生き物で、気候や周囲の環境にとても敏感です。
少し環境が変化すると、甘さに影響を与えます。蜜を取ることも大切ですが、巣箱の管理や、ミツバチたちが活動しやすい環境を整えることが重要なのです。
当養蜂場では、条件が違う離れたところにそれぞれ巣箱を設置。
場所や時期によって違った味わいを楽しめます。
たとえば、山のはちみつ。山々に咲いているお花がメインです。
クリやカシ、エゴの木、センダンなど。樹木花の蜜が主なので、濃厚で深みのある味わいになります。ほかにも、れんげ畑で採れたはちみつや、ヘアリーベッチも!
お花の上品な香りとともに、さまざまなおいしいはちみつをお楽しみください。
業務用の専用品もご用意可能です!
時間経過ではちみつが結晶化し、白く濁ったように見えるときがあります。これは、はちみつの中のブドウ糖が、温度低下・振動で気泡ができたときに結晶化する性質があるからです。
長期保存すると、結晶化は進行します。時期によって、お届け時に若干の濁りがある場合もあります。
しかし、湯煎をすることで透明に戻りますので、問題はございません。
同じ種類のはちみつでも、味に偏りがあります。
「れんげ」が気に入ったので再度注文をすると、前回と少し味が違う気がする……。なんてことも。
これは採取した時期や場所によります。
昨日今日でも、雨の日と晴れの日ではまた違う味に。
「濃い色の方が濃厚そう」「薄い色はサラサラしてそう」
実はそんなことはありません。
色や味のちょっとした違いも個性のひとつ。
同じ種類のはちみつで、微妙な違いを感じるのも、楽しみ方のひとつかもしれません。